太陽の塔の中に入る！

ずーっと間近でみてみたかった『太陽の塔』。

私の生まれた年1970年に開催された大阪万博の際に建設されたものです。なんと！現在開催されている大阪関西万博に行こうと思い、間違ってこっちの万博記念公園に言ってしまう人が続出しているとか・・・（要注意）。

私は迷い込んだのではなく・・・事前に塔内に入場できるチケットも予約して来場。

大阪に到着したその日に、伊丹空港から大阪モノレールで直行（約20分）。塔内に入る際は大きな荷物は持ち込めませんので駅の構内のコインロッカーにキャリーバッグは預けて出向きました。

塔内って？どういうこと？と思っている方もいらっしゃるのでは？？（大阪出身の友人は中に入れると知らなかった）万博当時、太陽の塔はテーマ館として公開されていましたが、万博終了後閉鎖。48年の沈黙後、耐震工事を行い2018年に内部公開が再開されたそうです。

内部には地下から上へ伸びる〈生命の木〉があるのですよ！下から原生類→恐竜などの爬虫類→哺乳類へと進化し、太陽がそれを照らしている様子が表現されているんです。今まで絵画やオブジェから感じ取ってきた岡本太郎の情熱と生命の躍動を体感できる素晴らしい空間です。

塔内はエレベーターも設置されてはいますが（予約の際エレベーター使用枠があります）、基本的には生命の木を間近に見ながら螺旋階段を上りながら天井にある太陽を目指します。地上階での撮影は全員可、上からも撮影したい人は、スマホ落下防止のための透明なケースをレンタル（500円）し、斜めがけにすれば撮影可能です。

〈生命の木〉のイラスト

↓↓↓こちらは腕の内部。

外は雨・・・これから雨足は強くなる予報だったけど、太陽の塔のパワーをもらい興奮冷めやらぬ私、そのまま園内にある 「EXPO‘70パビリオン」へ足を伸ばしました。

当時「鉄鋼館」だったこの建物の中には、1970年の万博の関連資料が展示されています。

ポスターやパンフレット、チケット・・・・。

コンパニオンの制服は超ミニスカートなのを除いては、今見てもとても洗練されていておしゃれ！！ただし、これが現物の素材だとしたら、着心地は良くなさそうでした・・・。

そして・・・どどーんと現れるのが、万博当時に設置されていた黄金の顔。吸い込まれるような巨大な月？とも鳥？にも見える巨大な顔と思う存分対峙することができます。

大阪の中心地からちょっと離れた場所にありますが、空港から直行すれば便利な場所なので、ぜひ大阪を訪れた際には足を運んでみてはいかがでしょうか？

因みに、この元鉄鋼館のEXPO‘70の建物、既視感あるなぁと思っていたところ、なんと設計者は前川國男でした！前川國男といえば・・・

私の育った弘前市に多くの建築物を残しています。（サイトより拝借）

たくさんの気づきがある貴重な体験でした♡